或るものねだり
早いものでもう一年前ですね。あの語り草となった熱い新年会。
あのあと、グループ向上のエイト会議をちゃんとしたのかな。昨年は一丸となって攻めてきましたもんね。
「ルックスも整えていこう」となって、たっちょんあたりに「すばるくんもやで」とかクギを刺されてたりして。
渋谷すばる、見た目に少し気を配っていた気がする2017。
ふと、先日「TAXI」を思い返すことがあって。
カヴァコラの。
戸惑いました。別人じゃないですか。
髪、髪を伸ばしてください・・・・・!
「Sweet Parade」のときチラっとアーセナルが見えて、
はうっ!となって以来、なんとなくウズウズモヤモヤしてたんですが、
思い切って言います。
渋谷すばるは長髪だー!!
すばるくんの歌の根幹に関わる事だと、ここは大きく出たい。
渋谷すばるは憑依型なので、髪型に行動が見事に左右されます。
長髪の時はかなり性格・行動ともに大人っぽくなります。
髪型がありきたりになったくらいの頃から、パフォーマンスも落ち着いて、エキセントリックなところが影を潜めました。
心境の変化もあるだろうけど、ルックスに引きずられている面もあるのでは。
赤いコードを握りしめてくれていいんですよ。
「TAXI」は二人で歌っているのに鈴木聖美姉御のほうを見るわけでもなく、コードを巻いて目をつぶって必死に歌っていました。
当時は歌わせてもらう仕事が珍しかったし、ぎらっぎらで余裕が無かった。
番組のオープニングではゲストさんの喋りが曲にかかったのを、ぶった切って歌い出してしまっていた。
一瞬しんちゃんがぎょっとしてすばるくんのほうを見たくらい。それくらい意気込んでいました。
それはそれでギルギリの感じで、魂から振り絞ってる歌となっていました。
エラそうですが。
この「TAXI」、
だだ洩れる色気が全然違います。
氣志團コラボの「ワンナイトカーニバル」の長ランですら、見てはいけないものを見たくらいの色気。
大所帯なのに、やっぱり目を引く存在なんです。
カリスマ性がバンドの時は本っ当に必要だと思います。
大げさなくらいの華やかさがあったほうがいい。
どうか、髪を・・・!
現在のすばるくんで、大人の「TAXI」が聞きたい。
別れたのにまだ男を想う女に寄り添って、心をふるわせる歌を歌ってくれるでしょう。
その時は大人の男の色香を漂わせた長髪であってほしい。
歌に酔うには雰囲気が不可欠。
R&Bが流れる夜のムード、苦いストーリーにふさわしいシリアスなたたずまい、
すべて揃えて、歌の世界が完璧になるはず。
暗い照明にピンスポ、
黒い髪の隙間から、苦悩が見える額と眉間、整った鼻筋を見せて。
髪を指で分けて、閉じた瞼をひらいて強いまなざしを向けて。
大人の恋の葛藤で髪を乱して。
退廃的な、美貌の夜の男を見せて欲しいのです。
たしかに前髪を重めにした短髪で現れた時、可愛いな!と即座に一本取られたと負けを認めましたが。
今のぱっつんに戻りつつある髪も可愛らしいと思っていますが、
普通に寄りすぎていて、小柄なこともあって、
印象が埋もれがちだという点は譲れない。
フロントマンにはインパクトがなければ。
すばるくんはそんなコケオドシを嫌うかもしれませんが
演出の一部なのです。
せっかく独特な雰囲気があるのに、勿体なく思います。
外見、どーでもいいならスタイリストさんの言いなりになってくれればよくないですか。暴言。
堂本剛くんの肩くらいの長さのゆるふわパーマいいなあ、うらやましい。
剛君はいつも尖った格好をしていて、彼のアーティスト気質を表していて素敵だ。
すばるくん目当てで買ったメンノンにもふわ長髪の男の子がいて可愛かったよ。流行ってるのかな。
そんなキャッチーな感じもグループにとってプラスじゃないかな?!
こんな感じで言いくるめられてくれませんかねえ・・・。
渋谷すばるのカリスマ性。
現在、100%お届けできていないのではないでしょうか。
歯がゆい。
物足りない。
圧倒的オーラでひれ伏させてほしい。
投げかける一瞥でオーディエンスをなぎ倒してほしい。
不満じゃなくて。
すばるくんのことになると、いくらでも貪欲になれるので、
叶えて欲しい、おねだりです。
<月季>