『ノスタルジア』(妄想中心)
『関ジャニ’Sエイターテインメントジャム』映像感想文、ダンスパートです。
ライブ中から『ノスタルジア』と『えげつない』を繰り返し観たくてたまりませんでした。
『えげつない』はももクロちゃんみたいなダンスの可愛さね。
そして『ノスタルジア』は。
会場では基本たっちょんロックオンだったのですが、とうとう順番に全員をじっくり観られる日が来ました。
自分の手元に「ライヴ」があるっていいな。贅沢。
ライヴ中と同じく息をのんで見入って、終わるとまた思う存分リピート。
マルチアングルは普段あまり活用しないんですが、今回ばかりはいそいそとセット。
でもマルチアングルにしても、自然とまた たっちょんばっかり見てしまうもんなんですね(笑)。
結局は全体バージョンをリピートしています。
あの位置関係とか空間使い含めて好きなんだろうなあ。
黒い客席にぽっかり浮かんだステージ。演者だけが照らされる。
なんだろう、この儚さ、異空間。
30オーバー男子4人の「連れてって」の胸を締め付ける張りつめた透明感。ありえない。
力強くキレのある動きをしているのに、浮遊感がある。
手の動きが伸びやかで大きく、静止とのメリハリが独特なんですね。ずっと見てしまうマジックはこのせいかなあ。
「天球儀」「星座」「花火」という天空のワードで形作られた楽曲の、とくに宇宙の部分が広げられていたんでしょうか。
映像無しだと、星と青春で『君の名は』みたいな、日本の街角が思い浮びますが。
ライヴの世界観は、宇宙空間を想起させます。
果てのない宇宙の、心もとなさを感じてしまうのです。
寄る辺ない宇宙空間を「さすらって」、逃れられない時空の「メビウス」にとらわれている、という物語でしょうか。
でも、けして迷ったままの弱々しい存在ではなくて。
記憶の中にある大切なものへ「連れてって」とつぶやくけれど、自分ひとりの力で夜明けへと信じて歩んでいく。その「連れてって」の呼びかけは「導け」と未来に命じているのです。
だから凛としていて美しい。
謎の緑のオーガンジー衣装がSF的な近未来をイメージしたものにも見えてきました。
ノスタルジアなのに未来。時を駆けてるのかな。
という妄想(笑)。
また、美しい星祭りの夜の銀河の物語、『銀河鉄道の夜』も連想しました。
そして、その主人公の友人二人には、双子の要素があることも。
二人のキャラクターになっているけど限りなく重なる、分かちがたい兄弟なのです。
年下4人に重ね合わせるのは夢見すぎでしょうか。
なんにせよ、非現実が過ぎる。
たっちょんの金髪がまた、この世のものとは思えない。
ともかく下の子4人のスキルと可能性が詰まっていました。
ごめん、足を引っ張ってたんだな・・・。
それはかねてからうっすら思ってたけども。
上3人がいないとこんなこともできるんですね・・・。
(笑)
て、いやいや、
違います。
年長の擁護は長くなるのでまた改めて。
最後に、『えげつない』の好きなとこ。
ラスト、先行するマルちゃんの動きに、「え、まじか」となりながらも即座にコピーしてグネグネと踊り狂うところが、(ノリそびれる錦戸さん・見届ける村上さん含め)関ジャニ∞、最高。
<月季>