スイート∞メモリーズ

eight鑑賞の感想文です。歌を歌う赤の人をおもに見ています。

歌うたいのバラッド

関ジャニ’S エイターティンメントジャム』本編映像の感想文でございます。

Blu-ray特典・手錠ドミノのヤスダーイリュージョンに足止めを食っていて ( LOVE!)、なかなか本編にたどりつけなかったのですが、ようやく一通り見終わりました。

 

 

まずはバンド部分です。

High Spirits』『勝手に仕上がれ』『宇宙に行ったライオン』『象』『Traffic』のカッコいいゾーンはスピード感を持ちつつも肩の力の抜けた余裕のプレイ。

『Tokyohorlic』『S.E.V.E.N転びE.I.G.H.T起き』『NOROSHI』の熱いゾーン。手慣れたヒートアップ。

技術的なことはよく分からないながら、変な言い方だけど安心して楽しめました。

前作のコメンタリーですばるくんが「そこそこ人気のあるバンドみたい」と言っていたけれど、まさに人気バンドを観ている気持ちでした。

うちわを置かせたので、ドーム中で手が揺れるいい映像になってました。

バンドはみんな天才でかっこいいのですが、赤エイターなのですばるくんを語りますね

 

 

 私の個人的なブームなのか、円盤で観てもグッとくるのはバラードでした。

ライヴ中もとても良かった『侍唄』、『夢への帰り道』、

バンドではないですけど、しっとり曲『青春のすべて』。

 

 『侍唄』

いい歌だなあ・・・。

ドラマの時は二人のボーカルの切り替わりが正直唐突で浮いてたように感じていたけど、

すばるくんの歌い方自体、その当時とは変わってますもんね。

何より深みが出た。

「侍」としての生き方よりも、「キミ」の事を想う愛しさの方に、

歌うときの気持ちがシフトしたのでは、と。

 

ドラマタイアップの調和よりも自分の感じたままを優先した以前も、尖った部分をやわらげた今も、

この歌は渋谷さんの心のままに歌えばいい。

いい歌。

 

 

『夢への帰り道』 

ふんわり柔らかい歌唱。

心地よすぎて、なんか気持ちよく眠ってしまいそうなくらいなんだけど、

 景色が見えてくるようなのびやかなすばるくんの声が堪能できました。

ハーモニカが歌うよう。

最後の「ららら」の「らあ~」のビブラート、あんなに優しく消え残ります?

もう、さすがなんだから!

 

 

『青春のすべて』

 十祭のときの『純情恋花火』はひと夏の思い出とお祭りの終わる寂しさを重ねて切なくさせた印象が強いんだけど、今回はお祭りの華やかな曲として様変わり。

(曲の役割やイメージが固定されないのが面白いですね。そういえば鉄板ダンス曲『ブリュレ』をバンド曲にした人たちでした)

かわりに、『青春のすべて』がいいところでええ感じの曲、というやつでした。

過去を思い返して、前に進む曲。ラストにぴったり。

すばるくん、気持ちを入れてたから涙ぐんでる。メンバーも。

愛しい。

 

 

しっとり曲は『 I to U 』もありました。

「愛しい」と語りかける歌。

この曲のすばるくんは以前と変わらない、という印象を受けました。昔から、真摯に「愛してる」を届けてくれていたんですね。

「すごい いい感じになった」ってたっちょんが言ってる。

いい感じになりすぎて観客が戻って来づらく、終わりにくかった模様(笑)

 

 

 

ほかにも、バラードじゃないですけど『宇宙に行ったライオン』で、

「ひとりぼっちの少年と出会った」の、「ひとりぼっちの」って、こんな優しく言ってた?

以前は勢いが前面に押し出された、炎のように吠える歌の印象だった。

閉塞感にもがいて自由へ挑んで咆哮するライオンだったのが、

今は、すでに解き放たれて自由を謳歌するライオンが喜びの遠吠えする感じ、かな。

丁寧に表現している。

空間の広がりをすごく感じました。

野外で聴いたら本当にいいんだろうなあ。

 

 

どの歌も「優しい」に尽きると思います。 

すばるくんの心境の変化で、外界に向けるまなざしがあたたかいと

昨今のすばるくんを見てそう思うけど、

 歌の方が如実にそれを感じられる気がします。

やはり、”歌う人”なのです。 

愛を歌える人。

 

 

『宇宙に行ったライオン』で高く掲げるのはピースサイン

おだやか~。

ほかの曲でもカメラに抜かれたら可愛くピース。

数年前は 目の前に指を立ててたような(笑)

 

丸くなるのは悪い事じゃない。

年齢とともに、刺々しいパンクやロックを体現していくのは難しくなると思います。

荒ぶる心を制御するすべを身に着ければ、

尖ったパンク魂やロックスピリットは、(それを好ましく思う想いは消えなくても、)

普段はヨソに置いておいて、取り出しては愛でる懐かしい宝物のようになると思うので。

 

苛立ちを抱えた少年のパンクやロックは過去の愛すべき時代となって。

これからはオヤジのロックが似合うようになるのかも。

大人の男の余裕と色気をまとった。

それもいいですねえ。

 

 

 歌うすばるくん。

マイクスタンドもいいけど、ギターやタンバリンで手がふさがらない時の、コードのついたマイクを手に持ってる姿も好き。

バンドの中で、ボーカリスト!って感じで。

 

                             <月季>

 

 

さて、先般コメントをありがたくもいただいたのでお返事をしたかったのですが、ググった方法ではお返事が出来ませんでした。自分のブログに行ってコメントすればいいとのことだったんですが、どうしてかコメント欄が開かなかった。故に、こんなとこでお返事を失礼いたします。なんとか正しい方法を探りますね。こんな鈍臭いブログですが今後ともよろしくお願いします。

 

shiraisimichiko様

コメントありがとうございました。

ドリフェス行かれたんですね。うらやましいです。

もともと音楽ファンなんでしょうか。

shiraisimichikoさんの足をもガクガクにするほどのすばるくんの歌の色気!(笑)

いつかソロライヴをしてくれたら嬉しいですよね。