スイート∞メモリーズ

eight鑑賞の感想文です。歌を歌う赤の人をおもに見ています。

『DONAI』、なんて素敵にラブホリ男子。

”SONGS OF TOKYO"をNHK総合で見せていただきました。

カッコよかった!

貫禄の『NOROSHI』でした。

『DONAI』なんてラスベガスやタカラヅカみたいだった。(東京・・・)

 

『DONAI』、圧巻のアイドル・オン・ステージ。

アイドルって日本独特、そうでしょうそうでしょう、これがそうですよ。歌い踊りつつも代わるがわるキメに来る、本人の魅力が主眼なのが日本の男子アイドルなんですよ。

確信犯の誘惑。余裕の悩殺。ラブホリフレーズって楽しい。

 

でも、アルバム発売当時、『DONAI』は、歌唱とダンスは嬉しいけれど、実は歌詞のちょっとした部分に戸惑っていました。

要は、関西に寄せていらないかな、と。

さらに「じいちゃんばあちゃん」「月~金」などJ事務所に限らず、よそ様でも目にする新鮮味のないフレーズの残念感。

毎度おなじみのおふざけ、既視感のあるノリに、すでにそういう曲をいくつも持っていることをご存じないのかな、と、関ジャムファミリーと思っていた提供者の方だからこそ、がっかりしてみたり。

関ジャムの解説をみる限り、とても落ち着いた言葉選びをされる方なので、もしかしたらこういうハジけ方はご自身にとってもチャレンジだったのかも? 得意なジャンルできて欲しかった・・・。

何もかもが中途半端な気がして手放しで好きだ!とは言えず、どこかが惜しい、という気持ちを持て余していたのです。

 

オシャレで鳴らしたスーパーカーに在籍されていた方だからこそ、していただける役割があったのではないかと。

期待した完成形とちょっと違った・・・。勝手ですが。

 

自己紹介的、というコンセプトだから、ファン以外が聞いて、誰にも「しょーもな」と言わせない曲が欲しかったのかな。見栄っ張りですが。

 

 

いや、違う、ネガティブを言いたかったのではなく、今は夢中! 物凄くかっこいい!と、ほめたたえたいのです。

ハロウィンを経て”SONGS OF TOKYO"に至る今、『DONAI』がカッコくて眩しくて、気づけばTV画面をおがんでしまっている始末なのですから。

何ゆえにこんなに魅了されてしまったのだろう。

 

いつもエイト曲は、ちょいダサをまず克服する、というマイナス地点からのスタートというミッションを課せられがち。そのたびファンも順応してきたつもりだ。

だから、いつものごとく慣れたのか? 

いや、違う。歌詞の些末な違和感など気にならないくらい圧倒的に、エイトの魅力に持っていかれたのでしょう。

同じ動きを全員で決めた時の押し出し、かわるがわる見せる表情豊かな歌の上手さ、熟練のエンターテイナーぶり。

そんな技術の高さはもちろん、圧巻なのは、やるならとことんやると決めた時のこの人たちの凄みだ。「魅せる曲」での「全力仕様」でとんでもなくアイドルとしてのオーラをはなっている。

エイトが宙ぶらりんな楽曲を力技で成功に導いたのだと思います。

ハネウマライダー

 

 宙ぶらりんとか独断と偏見で言ってしまって申し訳ありません。

そもそも、土曜の夜と、いかがですか?、をかけたのですね、うまい思い付きですね、って、感心してはいなかったんです。

ベタな関西弁はキャッチーなのかなあ。

「フジヤマ、スシ」と同じにしか聞こえない・・・。

 関西一辺倒作戦は、パヒュームが認知されるまで髪型変えない、みたいな感じ?

ことさら関西を出さなくても、どんな おすましな曲だって、彼らが歌うとちゃんとfrom Osakaの熱気を感じられるのに。

だから今後しばらく関西弁はいらないんです、という希望をこめてひっそり書き置かさせてください。

 

 それでも全面降伏だ!

『DONAI』の完全勝利、リピりまくり。

  蔦谷さんの仮歌の段階は諸々カッコよかったのだけれど、すでにこの曲は『DONAI』として発進して、「楽しい!」を装備して爆走中。

関西弁? サムい? あ、そういやそうだな、くらいに、そんなのどうでもいい。

魅了しまくり華やかすぎで、もういっぱいいっぱいなのです。                                    

 『DONAI』眼福眼福。

                                   

                                 <月季>