大きなお世話をやかせて
本を読んでいてもついドラマ化キャスティングをしてしまう、持って生まれたオタクの性。
誰に頼まれたわけでもなく、悶々と頭を悩ませております。あるいは嬉々として。
先日来、『応天の門』という漫画を読んでおりまして、
これを年若いJ事務所の子が演じればいいな、と思った次第です。
平安時代の謎解きものです。
新・金田一少年みたいな感じで、コスプレもの流行りの昨今にどうでしょうか。
少年時代の学問の神様・菅原道真が主人公です。
貴族の屋敷で女官を取り殺す鬼、都の大路を通る百鬼夜行の謎。
平安時代の人々が怪異だと恐れて疑問を持たない事件も、道真は権力者の陰謀や人間の欲望が真相であると見抜くのです。
道真、頭がいいから屈折してるわけですが、クソ生意気なんです。
ウチの渋谷が若くないのが悔やまれる(笑)
関西ジャニーズジュニア、道枝駿佑くんはいかがでしょう。
みっちーの物怖じしないところが合うのでは?
年の差20歳という設定ですが、若いほうが見た目がよろしい(笑)
和歌の名手で、当代きってのプレイボーイ。都中の女性の憧れの的。帝のお妃候補とのロマンスもあります。
そして、年下で身分も下の道真にけっこう雑に扱われる可愛いところもポイント。
土曜日の夜の放送枠で。
『神様の御用人』。
『夏目友人帳』や『百鬼夜行抄』などの類の、祖父の遺産を受け継ぐ怪異譚系のライトノベルです。
日本神話の神様が登場されるので神社仏閣流行りの今、女子に人気間違いなしです。
凡人である主人公が、八百万の神様の御用(わがまま)を叶えて差し上げるために奔走します。
長い年月でこじらせている神々の本当の願いはいつも建前とは違うものばかり。神様だって問題を抱えているのです。
フリーター中の心の優しい青年が、悩む神様に背伸びせずに寄り添うことで問題を解決します。
普通っぽくて、でも芯が強くて、特殊能力になるくらいの心の温かさを持っているという役。
ウチの安田章大が若かったらなー。またか。馬車馬さんくらいの時。
可愛いから大丈夫かな?
ですが、本当の若者で(笑)キャスティングしてみます。
Hey! Sey! JUMPの中島裕翔くん。
『HOPE ~期待ゼロの新入社員~』で、あんなスタイル良くてイケメンなのに一般人のサラリーマンを演じて違和感なかったので驚きました。
頑張る姿がまた健気で。
ジャニのグループを詳しく知らない友人は普通の俳優さんだと思っていました。
裕翔くんの強みだなあ、と思って。
ちょっとほろりといい話系なんで、嫌味なく裕翔くん泣かせてくれるだろうなあ。
ぜひ。
民放の21時、22時台で。
『雨柳堂夢咄』。
大正ロマンの漫画です。
妖怪や神様や幽霊がロマンチックに出てきます。
これも同じく、すたれない人気のジャンル。
祖父の経営する骨董屋 ”雨柳堂” にはなぜかいわくつきの品物が持ち込まれてきます。
店番をする謎めいた少年・蓮にはその品物の持つ縁が視えるので、引き寄せられてくるらしいのです。
名人の持ち物だった鼓や、古老の狐のお茶道具。
蓮が悲しい過去を見届けたり、素敵なロマンスの品で人を幸せにしたり。
上品で、時に優しく時に哀しく、淡い夢なのか現なのか定かではない不思議な物語です。
ウチの横山裕で。若く見えるから。
主人公のシックな黒ずくめのトンビのマント(インバネスコート)姿がはまりすぎます。まさに絵にもかけない美しさ。
でも今のヨコには少年より、大人のしたたかさが似合う気もする。
30代の俳優の出演作って本当に難しいんですねー・・・。
ABC-Zの戸塚祥太くんが良くないですか。
とっつーも少年ではないですけど、どこかたおやかで中性的な感じで、
大正時代のレトロ感や、謎めいた雰囲気が似合うなあ、と。
NHKの『この声をきみに』の枠でしょうか、せっかくですから。
『天切り松闇語り』。
『壬生義士伝』の作者の小説です。さあ、ぐっと渋くなりましたよ。
明治後期~昭和初期のロマンチックで激動の時代の義賊一家の物語。
レトロブームですからね、これ行っときましょう。
凄腕の女掏摸が 維新の元勲を標的にし、
天才詐欺師が 帝大教授や宮家のお姫様に変幻自在になりすまし、世間を驚かせます。
どれも権力者や大きな存在の向こうを張る痛快ぶり。それが義賊である一家の矜持なのです。
「今日は帝劇、明日は三越」の三越や、旧帝国ホテルなどを舞台に、ジンと胸を打つヒューマンドラマが展開されます。
昭和後期の現代まで生きのび、一家の活躍を語る伝説の盗人”天切り松”に、
小柄なんですよ。あと一本気な性格だから。
大正時代のモボから昭和のカクシャクたる老人まで演じる(笑)。
ほらね、ぴったり。
どちらかと言うとモボより、角刈りの職人風の老人の方が先におもい浮かぶ悲しき赤エイター。
当時の日本人の多くが信念と矜持を持っていたことを、誇らしく懐かしく、一家の生き残りの ”天切り松” は語ります。
そして、現代の薄汚れた日本と日本人を嘆き、喝を入れるのです。
文明開化の赤煉瓦の上に大正モダンの花が咲いた、「あんなきれいな東京を俺は知らねえ」。
日本人の美徳や美意識が太平洋戦争で瓦解する以前、日本はそんなにも美しかった。
すばるくんの”天切り松” は、それらを伝えられる気がするんです。
1話完結の短編で構成されているのもドラマ向きかと。
脚本は『カーネーション』『ロング・グッドバイ』の渡辺あやさんで。
人の世の愛しさ哀しさを、こまやかに描いてくれる脚本家さんだと思っています。
よく知らないもので、もうそれ、誰それで映像化したよ、と言うのがあったら申し訳ございません。
リメイク、というか再映像化、ということでご想像願います。
失礼いたしました。
<月季>
或るものねだり
早いものでもう一年前ですね。あの語り草となった熱い新年会。
あのあと、グループ向上のエイト会議をちゃんとしたのかな。昨年は一丸となって攻めてきましたもんね。
「ルックスも整えていこう」となって、たっちょんあたりに「すばるくんもやで」とかクギを刺されてたりして。
渋谷すばる、見た目に少し気を配っていた気がする2017。
ふと、先日「TAXI」を思い返すことがあって。
カヴァコラの。
戸惑いました。別人じゃないですか。
髪、髪を伸ばしてください・・・・・!
「Sweet Parade」のときチラっとアーセナルが見えて、
はうっ!となって以来、なんとなくウズウズモヤモヤしてたんですが、
思い切って言います。
渋谷すばるは長髪だー!!
すばるくんの歌の根幹に関わる事だと、ここは大きく出たい。
渋谷すばるは憑依型なので、髪型に行動が見事に左右されます。
長髪の時はかなり性格・行動ともに大人っぽくなります。
髪型がありきたりになったくらいの頃から、パフォーマンスも落ち着いて、エキセントリックなところが影を潜めました。
心境の変化もあるだろうけど、ルックスに引きずられている面もあるのでは。
赤いコードを握りしめてくれていいんですよ。
「TAXI」は二人で歌っているのに鈴木聖美姉御のほうを見るわけでもなく、コードを巻いて目をつぶって必死に歌っていました。
当時は歌わせてもらう仕事が珍しかったし、ぎらっぎらで余裕が無かった。
番組のオープニングではゲストさんの喋りが曲にかかったのを、ぶった切って歌い出してしまっていた。
一瞬しんちゃんがぎょっとしてすばるくんのほうを見たくらい。それくらい意気込んでいました。
それはそれでギルギリの感じで、魂から振り絞ってる歌となっていました。
エラそうですが。
この「TAXI」、
だだ洩れる色気が全然違います。
氣志團コラボの「ワンナイトカーニバル」の長ランですら、見てはいけないものを見たくらいの色気。
大所帯なのに、やっぱり目を引く存在なんです。
カリスマ性がバンドの時は本っ当に必要だと思います。
大げさなくらいの華やかさがあったほうがいい。
どうか、髪を・・・!
現在のすばるくんで、大人の「TAXI」が聞きたい。
別れたのにまだ男を想う女に寄り添って、心をふるわせる歌を歌ってくれるでしょう。
その時は大人の男の色香を漂わせた長髪であってほしい。
歌に酔うには雰囲気が不可欠。
R&Bが流れる夜のムード、苦いストーリーにふさわしいシリアスなたたずまい、
すべて揃えて、歌の世界が完璧になるはず。
暗い照明にピンスポ、
黒い髪の隙間から、苦悩が見える額と眉間、整った鼻筋を見せて。
髪を指で分けて、閉じた瞼をひらいて強いまなざしを向けて。
大人の恋の葛藤で髪を乱して。
退廃的な、美貌の夜の男を見せて欲しいのです。
たしかに前髪を重めにした短髪で現れた時、可愛いな!と即座に一本取られたと負けを認めましたが。
今のぱっつんに戻りつつある髪も可愛らしいと思っていますが、
普通に寄りすぎていて、小柄なこともあって、
印象が埋もれがちだという点は譲れない。
フロントマンにはインパクトがなければ。
すばるくんはそんなコケオドシを嫌うかもしれませんが
演出の一部なのです。
せっかく独特な雰囲気があるのに、勿体なく思います。
外見、どーでもいいならスタイリストさんの言いなりになってくれればよくないですか。暴言。
堂本剛くんの肩くらいの長さのゆるふわパーマいいなあ、うらやましい。
剛君はいつも尖った格好をしていて、彼のアーティスト気質を表していて素敵だ。
すばるくん目当てで買ったメンノンにもふわ長髪の男の子がいて可愛かったよ。流行ってるのかな。
そんなキャッチーな感じもグループにとってプラスじゃないかな?!
こんな感じで言いくるめられてくれませんかねえ・・・。
渋谷すばるのカリスマ性。
現在、100%お届けできていないのではないでしょうか。
歯がゆい。
物足りない。
圧倒的オーラでひれ伏させてほしい。
投げかける一瞥でオーディエンスをなぎ倒してほしい。
不満じゃなくて。
すばるくんのことになると、いくらでも貪欲になれるので、
叶えて欲しい、おねだりです。
<月季>
王様と私、と赤と全色。
しんちゃん、お誕生日おめでとうございます。
おめでとうと言いたいな、と思っていたら、スペシャルメッセージ配信のお知らせが来ていました。観てみると、ありがとう、と先に言われてしまいました。こ、こちらこそ。いたらぬことで。
平和な人たちの幸せ溢れる動画で、よいお誕生日を兄さんごちそうさまでした!
スペシャルメッセージは視聴後 自動的に消滅しないらしいので、そのお誕生日期間のうちにお祝いを言わせていただく勝手をお許しください。間に合いませんでした。失礼をお詫びします。
普段しんちゃん、と呼ばせてもらっています。
年上組の「ヒナ」呼びは同級生感があふれていて大好きです。
亮ちゃんは「村上君」ですが年下組はおおむね「しんちゃん」ですよね。たぶん。
ヒナちゃん、村上さん、等々バリエーションは様々ありますが、
私は常々、村上信五を可愛い方だと思っているので、どこか幼い「しんちゃん」呼びを馴れ馴れしくもチョイスさせていただきます。
加えて、年下組のようにちょっと甘えて「しんちゃん」と言いたいのです。
マツコ姐さん命名の「ムラコ・プロアクティブ」も秀逸だと思っているのですが。
近頃の私の中でのしんちゃんゴトのヒットといえば、
『ジャニ勉』のエイト分の2でした。
鶴橋ロケでたっちょんとの自然なツレ感をみせてくれました。
微笑ましく楽しかったんですが、そこは油断できない関ジャニ∞クオリティ。
知覚過敏で「おっさん情報止まらんな」。
赤裸々な情報公開と、平然とツッコむ同僚。よく考えるとものすごい存在のアイドルですよね。
そんな関ジャニ∞の通常営業に慣れてしまって普通に大笑いしてますが、実は日々マーベラスな瞬間に立ち会っているのだと思います。
すごすぎます。
印象に残ったのが、
しんちゃんがお肉屋さんにわざわざカスうどんを作ってもらったときの一言。
芸能人ぽくわがままを聞いてもらって、
「エラそうなロケするようになったもんやな」。
お店の方への気遣いとユーモアが感じられ、
あとファンをちょっとジーンとさせたと思います。
そしていつも感謝しています。
すばるくんに対して、思いっきり相好を崩してくれること。
同じく『ジャニ勉』で、
ストレッチするモデルさんの美脚で
「顔を挟んでほしい」と熱望するすばるくんに大ウケしながら、
「いっぺん挟んだってくれへんかなあ?!」と
モデルさんにお願いしてくれました。
美女ゲストよりもすばるくん。
すばるくんをオモロイと思って一番に興味を持ってくれているのが嬉しいです。
でも、すばるくんだけじゃなくみんなに対して、気を配ってくれていますよね。
ツッコミと言われているけど、イジリはしなくて、拾ってくれる。
そうなふうに構ってくれるし。
絶妙に放っておいてくれるし。
見透かしてるぜ的な威圧感がないのは、本人の天然感のなせる業でしょうか。
誰もがしんちゃんといると心地よいのだと思います。
みんなしんちゃんが大好きで 。
メンバーのみならず共演者さんたちや重鎮たけしさんまでも虜にしているのが何やら恐ろしいくらい。
そんなにたくさん抱え込んで、負担にはならないのかな、と心配したくなるんですが、
しんちゃんは自分には人を見る目がある、と言い切っていました。
自分の懐に入れる人はちゃんと選んでいるので安心です。
芸能界の濁流を自分の力で泳いできたからこそ、培った選別眼であり処世術なんですよね。
かっこいい大人、男がかっこいいとはこういう事だと、
年若い男子たちはしんちゃんを見て学べばいいと思います。
私の手柄ではないのにエラそうに。
わが軍のエース、亮ちゃんが誇らしげに先輩村上君を「看板」と言っていました。
村上信五は今まで通り関ジャニ∞の兵站任務にも気を配りながら、
先頭に立って特攻もかけていることになります。
なんということだ。
甲冑の話を聞いたので、先陣を切って馬を駆る武者のイメージです。
「行くでえ!」ゆうて、
みんなを引き連れてスピードを上げてください。
続くメンバーも、おくれを取らぬよう。
2018、関ジャニ∞は切磋琢磨しあい、さらに登っていってね。
36歳、戌年。
しんちゃんが
充実した一年を送れますように。
毎日を幸せに過ごせますように。
そして、生き生きとした姿をたくさん見せてください。
<月季>
「カバーアルバムⅡ」にお願い
3/7に『関ジャニ'S エイターテインメントジャム』DVD&Blu-rayのリリースがありますよね。そのほかの予定はどうなっているんでしょうか。
今すばるくんは何をしてるんでしょう。
カバーアルバム録音しててくれたらいいのに(笑)。
そんなわけで、「渋谷すばるカバーアルバムⅡ」の収録曲の希望を出します。
赤の信奉者にとって至福の手すさび。しかし常に気持ち悪いくらい本気(笑)。
では、愛のままにわがままに、今思いつくものから。
1. 過去にカバーして披露済だけど音源のないもの。
- M(プリンセスプリンセス)
- 雪の華(中島美嘉)
- ウイスキーが、お好きでしょ(石川さゆり)
- ハナミズキ(一青窈)
- 大阪LOVER(ドリームズカムトゥルー)
- TAXI(鈴木聖美)
まだまだありますよね。幸せ。
すべて映像も欲しい。雪の華はMVで、大阪はライブ映像かな・・・仮定の話でずいぶん浮かれられるなー。
2. カバーして聴かせて欲しいもの
- やさしいキスをして(ドリームズカムトゥルー)
カヴァコラでのナイトクラブみたいな しんちゃんと八代亜紀さんが思い浮かびます。すばるバージョンも絶対素晴らしい。
少しかすれた低い声で、これ以上ないくらいに優しく歌ってるのに 切なさで胸が締め付けられる、そんなすばるくんの歌が聞きたい。
吉田美和さんの歌詞世界はいつもどこか不穏だという分析を聞いたことがあります。
確かに。
この曲はすでに報われていないし、どんなハッピーなラブソングでも一途すぎて周りが見えていなくて、その恋が遠くない未来にダメになる予感がある。
その痛みがすばるくんに合うのかな。
- 冷たい愛情(甲斐バンド)
恋人を失った激情のバラードです。歌詞と曲調が抒情的で、熱量が高い。
70~80年代の歌謡曲ロックはすばるくんと相性がいいと思います。世良公則さんとかの時代です。
甲斐バンドには埋もれた名曲が多数あります。再評価されればいいと思う。
そのきっかけがすばるくんだったらカバー冥利に尽きる。あまり人がやってない曲をカバーする醍醐味だと思います。
クリスマスの定番曲『ラスト・クリスマス』が有名な、ワム!のボーカルの名バラード。
失恋曲で切々と胸の内を訴えます。若い男(たぶんイケメン)があまりにも嘆くから慰めてあげたくなるズルい曲。
伸ばすところが多くて、すばるくんがいかされる曲ではないかと。ド素人がすみません。
もちろん英語で!
- ジプシーサンディー(ミッシェル ガン エレファント)
寂寥感に身をゆだねていながら、熱を孕んでいるロックバラード。
大人になったすばるくんだから似合う曲だと思う。
ミッシェルの世界観は猥雑なのに孤高。すばるくんの持つ哀切と孤独感にリンクする。
人情話だけじゃなくかっこいいのも凄いというところを見せつけて欲しい。
すばるくん、チバユウスケさんが、お好きでしょ? 今後のすばるくんにはジャズっぽいROSSOの方向に行ってほしいなあ。
- ピンクスパイダー(ヒデ)
X Japanのギタリスト、hideのソロです。天才コンポーザーの手によるグルーヴィなロック。
すばるくんなら激しいだけじゃなく、hideちゃんの持ち味のお茶目やエロスや妖しさや、・・・寂しさを、新たに表現できると思います。
3. 話には聞くが、公開してもらえていないもの
カラオケとか打ち上げとかで歌ったと知ると、もったいなさで狂おしくなるので聴かせてください。
バラード寄りになりました。
ミセテクレーな狂気の曲も欲しいのですが。
今後も脳内リストアップがとまりません。
ひとまずこれにて、
どなたか存じませんがご検討を宜しくお願い致します。
なおかつオリジナルソロアルバムもよろしくお願いします。夜の雰囲気でオシャレなやつ。
欲深い。
<月季>
『DONAI』、なんて素敵にラブホリ男子。
”SONGS OF TOKYO"をNHK総合で見せていただきました。
カッコよかった!
貫禄の『NOROSHI』でした。
『DONAI』なんてラスベガスやタカラヅカみたいだった。(東京・・・)
『DONAI』、圧巻のアイドル・オン・ステージ。
アイドルって日本独特、そうでしょうそうでしょう、これがそうですよ。歌い踊りつつも代わるがわるキメに来る、本人の魅力が主眼なのが日本の男子アイドルなんですよ。
確信犯の誘惑。余裕の悩殺。ラブホリフレーズって楽しい。
でも、アルバム発売当時、『DONAI』は、歌唱とダンスは嬉しいけれど、実は歌詞のちょっとした部分に戸惑っていました。
要は、関西に寄せていらないかな、と。
さらに「じいちゃんばあちゃん」「月~金」などJ事務所に限らず、よそ様でも目にする新鮮味のないフレーズの残念感。
毎度おなじみのおふざけ、既視感のあるノリに、すでにそういう曲をいくつも持っていることをご存じないのかな、と、関ジャムファミリーと思っていた提供者の方だからこそ、がっかりしてみたり。
関ジャムの解説をみる限り、とても落ち着いた言葉選びをされる方なので、もしかしたらこういうハジけ方はご自身にとってもチャレンジだったのかも? 得意なジャンルできて欲しかった・・・。
何もかもが中途半端な気がして手放しで好きだ!とは言えず、どこかが惜しい、という気持ちを持て余していたのです。
オシャレで鳴らしたスーパーカーに在籍されていた方だからこそ、していただける役割があったのではないかと。
期待した完成形とちょっと違った・・・。勝手ですが。
自己紹介的、というコンセプトだから、ファン以外が聞いて、誰にも「しょーもな」と言わせない曲が欲しかったのかな。見栄っ張りですが。
いや、違う、ネガティブを言いたかったのではなく、今は夢中! 物凄くかっこいい!と、ほめたたえたいのです。
ハロウィンを経て”SONGS OF TOKYO"に至る今、『DONAI』がカッコくて眩しくて、気づけばTV画面をおがんでしまっている始末なのですから。
何ゆえにこんなに魅了されてしまったのだろう。
いつもエイト曲は、ちょいダサをまず克服する、というマイナス地点からのスタートというミッションを課せられがち。そのたびファンも順応してきたつもりだ。
だから、いつものごとく慣れたのか?
いや、違う。歌詞の些末な違和感など気にならないくらい圧倒的に、エイトの魅力に持っていかれたのでしょう。
同じ動きを全員で決めた時の押し出し、かわるがわる見せる表情豊かな歌の上手さ、熟練のエンターテイナーぶり。
そんな技術の高さはもちろん、圧巻なのは、やるならとことんやると決めた時のこの人たちの凄みだ。「魅せる曲」での「全力仕様」でとんでもなくアイドルとしてのオーラをはなっている。
エイトが宙ぶらりんな楽曲を力技で成功に導いたのだと思います。
宙ぶらりんとか独断と偏見で言ってしまって申し訳ありません。
そもそも、土曜の夜と、いかがですか?、をかけたのですね、うまい思い付きですね、って、感心してはいなかったんです。
ベタな関西弁はキャッチーなのかなあ。
「フジヤマ、スシ」と同じにしか聞こえない・・・。
関西一辺倒作戦は、パヒュームが認知されるまで髪型変えない、みたいな感じ?
ことさら関西を出さなくても、どんな おすましな曲だって、彼らが歌うとちゃんとfrom Osakaの熱気を感じられるのに。
だから今後しばらく関西弁はいらないんです、という希望をこめてひっそり書き置かさせてください。
それでも全面降伏だ!
『DONAI』の完全勝利、リピりまくり。
蔦谷さんの仮歌の段階は諸々カッコよかったのだけれど、すでにこの曲は『DONAI』として発進して、「楽しい!」を装備して爆走中。
関西弁? サムい? あ、そういやそうだな、くらいに、そんなのどうでもいい。
魅了しまくり華やかすぎで、もういっぱいいっぱいなのです。
『DONAI』眼福眼福。
<月季>
全身全霊、赤い炎。
SONGS OF TOKYO で見た『NOROSHI』、 安定のバンド曲としてどっしり余裕に見えました。
テレビ映えしてやっぱり華やかですね。
新年にふさわしい威勢のいいたたずまいだわ、と思ったんですが、イベントは去年でした。いいかげんな。まあいいか、お目出度い感じだったから。
今度の関ジャムでも披露してくれるんですね。
たっちょんがこの演奏は去年のジャムの締めくくりと言っていました。でもまた、本年一発目ね、という意気込みでつい見てしまうんだろうな。
ともあれ楽しみ。
『NOROSHI』は発表当時、エキサイティングな楽曲でした。
がっつりバンドだわ2次元みたいなコスプレ和服だわ。
メンバー全員の見せ場があざとく、それぞれにかっこよくて。
大型音楽番組で観客を前にして歌った時の異様な盛り上がりには、どうしようもなく高揚しました。
とりわけ、赤い私にとって渋谷すばるのボーカルが衝撃的でした。
この楽曲。
それは、渋谷すばる、 逆襲の、復活の狼煙だと感じました。
ソロの売り上げやオモイダマ侍唄の評判が関係していたのかいないのか、ある時期から彼以外のボーカルがまんべんなく主となる楽曲が続き、今後それがスタンダードになるかと思われました。
それが、ここにきて。
渋谷すばるが圧倒的なボーカルの魅力を見せつけたのです。
有無を言わさぬ。
関ジャムで、三浦大知くんが菅原小春さんとセッションするエイトにおっしゃったこと。
「小春は感情を爆発させるスイッチがすごいので、圧倒されないようにみなさん気を付けてください」。
私は即座に心配ご無用、と思いました。
そんな人、エイトの面々はよく知っているから。
渋谷すばるさん、その人ではないですか。
自分の中にある莫大なエネルギーを瞬時に放出させて、周囲を熱い恒星の大爆発の中にまきこむような。
そんなパフォーマンスができる人なのだ。
さらに付け加えるなら。
迫力のある歌ならほかにもいる。
ずっと伸びやかな声の人やワイルドな人はそれこそいっぱい。
でも渋谷すばるの熱量は、婀娜っぽい、危うい、を内包しているのです。
その独特の熱が聞くものの心を鷲づかみにする。
それこそがすばるの歌の魅力だと思う。
そして、この『NOROSHI』では、バンド曲リリースが空いた期間の経験の分、すばるくんの歌に成長がみられるとも思うのです。
今、『NOROSHI』発表当時の感動を語るのは遅きに失しました。
よりエキサイティングな出来事をエイトが目まぐるしく見せ続けてくれ、『NOROSHI』の衝撃は堆積層の何層も下のほうに行ってしまいまいました。
新しい曲、違う曲のすばるくんが、いつもいろんな風に素晴らしい。
ありがとうございます!
『NOROSHI』、今も大好きです。
今後も渋谷すばるの魅力全開な楽曲の登場をお願いします。
すばるボーカルへの褒め言葉はやはり嬉しい。
<月季>
歌う人のことが知りたい
小説や映画の制作秘話、コメンタリーやメイキング、舞台の稽古風景、楽屋トークなどが大好きです。
作品の裏側や動機を知るのが楽しい。
新たな発見があったり追加情報があったり。
読み解くヒントにもなるし答え合わせにもなる。
創作の途中段階や工夫を知ると見方が変わったり。(それを嫌うクリエイターや表現者もいますね。)
才能ある人たち、選ばれし人たちの創作世界に深く触れたい。
まあそんな壮大な話ではなくて、またテレビの話で恐縮なんですが。
音楽はまったくの門外漢ですが、
そんなわけで演奏する人の裏側や歌う人の気持ちに興味があります。
山崎育三郎さんがカラオケ講座番組に出演されているので観てみました。
育三郎さんは関ジャムでのエイトとの共演で親近感を勝手に持たせていただいた おひとり。
ミュージカル界の貴公子なのにお高くとまったところがなく、物腰柔らかで素敵な方ですね。
副題「心をふるわせる8つのボーカルレッスン」。
番組説明は、
「機械で高得点を出すだけではなく聴いている人に届く歌を歌えるように。
感情をこめても独りよがりの気持ち悪い歌にならない、息の使い方や、歌い出し、歌い終わりの歌詞の処理を伝授。」
という内容。
独りよがりの気持ち悪い歌・・・(笑)。
どんなふうにプロの歌手が語るのか、知りたいではないですか。
育三郎さんと加藤いずみさんがカラオケ指南カフェの店員という設定で、歌が本業ではない芸能人にカラオケのレッスンをしてくれます。
キーのことや音程のこと。
カラオケ指南ですが、実際の歌手の育三郎さんはカラオケという枠を超えて歌のことを語ってくださいます。
育三郎さんは、
「こう意識しています」とか
「オペラとポップスの方と一緒に歌う機会があったんですけど・・・」とか
体験を交えて語ってくださいます。
素人にもわかりやすいし興味深い。
そして、すばるくんも歌うときそうかな、他ジャンルの方と共演したときは発見をしたりしてるのかなと思って嬉しくなります(オタク)。
ちなみに、「オペラやクラシックの方は音程を姿勢よく上からとらえる感じ、ポップスは下からとらえる感じ」だそうです。
あと、感情をこめているように聞こえさせるには、歌詞の語尾の音を短く切ると良いそうです。語りかけているようになるとか。
で、語尾を長く伸ばすとメリハリがつき、強く訴えかける感じになる。
「テクニックです」と。
テクニックかー、やはりそういうのあるんですね。
素人すぎてお恥ずかしい。
スキマスイッチの『奏』を解説してくださっていたから、関ジャム『奏』回を見直そうかな。
番組でのカラオケ実践は生徒役の芸能人ですが、育三郎さんもお手本歌唱で歌声を披露してくださいます。
お手本です、本職です、と言われて歌うのはプレッシャーじゃないのかな、
いや、超絶上手いプロだから、ないか。
アイドルファンをやってると、そんなんドキドキしますけどね。
<月季>